2023年09月21日

夜の闇に包まれて
私は一人
心に沁みる哀しみを背負い
月明かりの下、詩を紡ぐ

深い静けさの中で
吹く風が寂しさを誘う
遠く響く鐘の音に心揺れ
涙があふれる

過ぎ去った日々を思い返しても
虚しさだけが残り
遥か遠い幸せが
どこか遠ざかったような気がして

一つ一つの言葉に
想いを込めながら
心の奥に眠る切なさを
紡いでいく

儚い夢だけが
心を包む
静かに刻む時間の中で
詩は奏でる

人の心を揺さぶり
救いの手を差し伸べる
そんな力でありたいと
心から願う

闇の中で光を見つけ
くじけそうな時でも
詩が私の背中をそっと押してくれる
絶望の中に希望を紡ぐ

闇よりも深い闇が訪れても
焦がれる光を追いかけて
私はまた詩を紡ぐ
希望を歌う